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下顎の奥歯にインプラントを入れて,噛めるようになった症例

[2019.04.02]

患者様情報

  • 年代
    50代
  • 性別
    女性
  • 症状
    奥歯を歯周病で失ってしまった患者様です。入れ歯では食事をしにくいということで,インプラント治療を選択されました。

治療方法

インプラントを入れるには骨の量が不足していたため,骨の再生手術を行った後にインプラントの埋入を行いました。
インプラントの埋入と,縫合が終わった状態です。
このままインプラントと骨が結合するまで3ヶ月程度待ちます。
インプラントと骨が結合したら,最終的に被せ物を取り付けられるようにするための準備をします。インプラント上部にパーツを取り付け,そのパーツが歯茎から出るようにします。
このとき同時に,硬くしっかりした歯茎を移植し,歯ブラシしても痛くない歯茎を作り上げます。(遊離歯肉移植術)
インプラントを長持ちさせるためには日頃のお手入れが非常に大事なので,この時点で歯磨きがしやすい環境を整えることが大切です。これは歯周病専門医だからこその配慮と技術だと思います。
硬い歯茎に治癒したことを確認した後に,最終的な土台を取り付けます。
セラミックスで作った被せ物をつけて,完成です。
歯磨きがしやすい歯茎と,プラークの着きにくいセラミックスで,治療後のお手入れも簡単です。
見た目も綺麗になり,患者様には大変満足していただけました。
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