体のための「靴の選び方」-サイズ①-
本当の足のサイズをご存じでしょうか?
私は、ずっと27cmか27.5cmだと思っていて、
そのどちらかのサイズの靴を買っていました。
しかし、
「足長」という、
かかとから足のゆび先の長さを実際に測ると…
右足は26.1cm、左足は26.3cmでした。
26.5cmの靴を試しに履いてみると、
今までと比べて少し小さい感じはするけど、
ゆびや足の甲などが当たって痛いわけではなく、
今までよりフィットしている感覚がありました。
なんとなく、
ゆったりして、脱ぎ履きしやすい、
本来のサイズより「大きいめ」なものを選んでしまっていたようです。
「足長」について
かかとから足のゆびの先までの長さを測ります。
当クリニックでは
「フットゲージ」
という道具を使用して測っています。
はだしで立って、
肩幅くらいに足を開き、
おやゆび側から2番目のゆびのラインと、
フットゲージのラインが平行になるようにセットして測ります。
これによって出された数字が「足長」であり、
本当の足のサイズになります。
体重がかかった状態(立った姿勢)と
体重がかかっていない状態(座った姿勢)では、
足の大きさが変わります。
立った姿勢でも、
下を向いた姿勢や、
左右に傾いた姿勢では
正確なサイズは測れません。
目線はまっすぐで、
両足に均等に体重をかけた姿勢で測ります。
左右の足のサイズが違う場合は、
大きいほうを基準にします。
当クリニックでは「フットゲージ」を使用していますが、
目盛りの付いた紙や台の上に乗って測る方法や、
機械で測定する方法などがあります。
靴を買う前に足のサイズを測ってくれる
靴屋さんやスポーツ用品店もありますので、
是非まず、ご自身の本当の足のサイズを知ってから
靴を選んでみて下さい!
三浦